日常生活で “姿勢”を良くするちょっとした意識とは?
2016/10/19
姿勢が悪くなる原因はさまざまですので、一概に特定するのは難しいというのが正直なところです。
ですが一般的に多い理由としては、日常生活の中で無意識に行ってしまっている“クセ”にあわせて、体が徐々に変形してしまっていることです。
特定の方向のみで足を組んでいるとか、デスクワークのときに背中が丸まっているとか、中には姿勢を正そうと意識しすぎて、不自然なほど胸を張りすぎてしまっているとか・・・。
そういったものがクセとなってしまい、最終的に姿勢を悪くする原因となっているケースは少なくないと思います。
クセは自覚なく行ってしまっていることが多いので、本人も気がつかないうちにいつの間にかよくない姿勢になってしまいます。
原因は人によってそれぞれ違いますので、改善方法や予防方法も人によってさまざまです。
そこで今回は、皆さん共通して試していただける、姿勢をよくする為に効果的な、ちょっとした意識の持ち方についてお話しようと思います。
いろいろ試してみてもらえるといいかと思います。
日常生活で姿勢を改善する為の意識のポイント
まず立つ際に気にしていただきたいこととしては、上からつるされている意識を持ってみてください。
姿勢をよく見せるために無理に胸を張ってみるとか、肩を無理に開くなどの方法では、反対に姿勢を悪くしてしまう可能性もあります。
自然体で立つことが大切です。
次に、目線をあげる意識を持つといいと思います。歩くときなどに視線が下がっていると、顔が下を向いてしまい背中が丸まりやすくなってしまいます。
こちらも姿勢を良くしようと無理して背筋を伸ばそうとしている方が多いですが、そうするとどうしても疲れやすくなってしまい、気がつけば猫背に戻ってしまいます。
目線をあげることで、自然と背筋が伸びますので、無理して伸ばしている状態よりは疲れにくいと思いますよ。
もちろん足元には注意して行ってくださいね。
後は、おヘソを引っ込める意識もいいと思います。
試していただくとわかると思うのですが、おヘソを引っ込めると自然と背筋が伸びます。
最後に、立つ時につま先を開いてあげるように意識してみてください。大体30度くらいが目安ですかね。
その時に、おしりの間に紙を一枚挟むようなイメージで、力を入れておくとさらに効果的と思います。
冒頭にもお話しましたが、姿勢が悪くなっている原因は本当にさまざまです。
日常生活で積み重なった“クセ”が、徐々に体を変化してしまっているわけなので、すぐに治るというものではありません。
今日ご紹介した方法はほんの一部の方法なので、これがすべてではありませんが、ちょっとした意識の変化で、体全体に効果的な場合もあります。
自分にあった方法で、継続していくことができればいいと思います!