足・脚のお悩み ~タコや魚の目(ウオノメ)~
2016/10/19
タコと魚の目(ウオノメ)では症状に違いはありますが、どちらも足の皮膚が硬くなってしまう為に起こっているものと言えると思います。
その原因ほとんどは、長期間の圧迫や摩擦により足の皮膚が体を守ろうと厚くなってしまう為と言われています。
お相撲さんは画鋲を踏んでも痛くないという噂を聞いたことはないでしょうか?
それは、お相撲さんは職業上すり足などを頻繁に行いますので、その摩擦によって足の裏がカチカチになってしまうんですね。
でもこれは、すり足を行うお相撲さんのお話で、普通に生活している私たちには該当しない話です。
では、足にタコや魚の目(ウオノメ)ができやすい人はどのような人なのでしょうか?
できやすい人のパターンは、大きく二つあると思います。
ひとつ目は、自分の足に合わない靴を履いてしまっている人です。
靴が小さければ足が圧迫されてしまいますので、指と指の間の摩擦が生まれてしまいます。その結果、常に刺激を受けた箇所にタコや魚の目(ウオノメ)ができてしまうんですね。
反対に大きすぎる靴を履いている人も、靴と当たる箇所が偏ってしまうことから、やっぱり同じような状態になってしまいます。
ふたつ目は、姿勢が悪く、体のバランスが崩れてしまっている人です。
こういった方は、足の局所に体重の負担がかかってしまい、その部分が集中的に圧迫されてしまいます。
たとえば外側に体重がかかりすぎてしまっている人は、小指の外側の皮膚が硬くなりやすい、というわけなんですね。
予防するには正しいサイズの靴を履くことはもちろんですが、正しい姿勢で体のバランスを整えることも大切なポイントといえると思います。
また、足の摩擦を軽減するために、クッション性の高い靴下や、摩擦を防ぐ五本指タイプなどを履いてみてもいいかもしれませんね。