実は水虫なんです…「水虫予備軍女子」がしているケアって?そして爪水虫にも注意!
2017/12/26
今や「オジサン特有の悩み」とは言い切れない水虫。近年20〜30代の若い女子の間でも、水虫に悩む人が増えているのだとか。
今日は、働く女子の皆さんへ、日頃行なっているケアについて、話を聞いてみました。
■角質ケアでクリーンな足をキープ!
まずは「水虫になるかも……」と危機感をおぼえている女子に、おうちで行なっている対策について教えてもらいました。
「お風呂では足の指から爪の間まで丁寧に洗っています。古い角質を落とした方がいいと聞いたので」(30歳女性)
◯水虫の菌は古い角質から栄養を取り尽くすと、新しい角質に侵入しやすくなると言われています。角質ケアには力を入れておきたいところ。
「やすりで足をこすって、角質が固くならないようにします。」(28歳女性)
◯サンダルを履いているとどうしても小指や親指の後ろがカチカチになってきます。
こすりすぎはNGですが、夏はいつもより丁寧にケアしたい場所ですね。
■吸湿性のよいアイテムで湿度対策!
お次は、靴・靴下周りの習慣について教えてもらいました。
「1日履いた靴は2~3日乾燥させてから、履くようにしています」(27歳女性)
◯「定番靴」は最低3足ほど揃え、ローテーションしながら履くのがおすすめです。
「吸湿性の良い中敷きを入れて、靴の中をジメッとさせないようにしています」(26歳女性)
◯靴にこもる「湿度」を除去しましょう。
「五本指の綿や絹のソックスを履いています。ストッキングだと蒸れてしまって、水虫はもちろん、ニオイも気になってしまうんですよね」(32歳女性)
◯靴下よりも吸湿性の悪いストッキングは、1日中履いていると蒸れやすく、体温がこもって細菌が繁殖する原因のひとつに。
夏場の足元の高温多湿な環境は、どうしても水虫のリスクを高めてしまいます。
見足元が涼しそうなサンダルも、足の裏は汗でベタベタ・・・なんてお困りの女子は多いのではないでしょうか?
最近は、トングタイプのサンダル用靴下も豊富にそろっていて、サンダルで起こる蒸れや、汗を抑えてくれるのに一役買ってくれます。
爪水虫にも注意
足が水虫になっている場合、爪に水虫菌が移動して爪水虫になっている可能性もあります。
爪水虫は、水虫の原因である白癬菌が爪の中に入り込み、爪を白く濁らせたり、ボロボロにしてしまう感染症です。特に痛みは無いのですが、放置すると、爪がポロポロと欠け始め、最終的には爪がなくなってしまう場合もあります。もしそうなったら、人前で足を出すのが恥ずかしくなってしまうばかりか、最悪の場合、痛くて歩けなくなってしまう場合もあります。
爪水虫は、固い爪の中に白癬菌が入り込んでいるため、薬が届きにくく、治りにくいのが特徴です。
爪水虫の初期症状は爪が白く濁ることです。そのような症状を見かけたら爪水虫を疑って下さい。爪水虫は皮膚科で診察してもらえる他、市販薬も販売されています(おすすめの市販薬は爪水虫の市販薬・塗り薬というサイトに一覧があります)。
爪水虫は、水虫と同じく、高温多湿の環境でかかりやすくなります。夏は足の爪もペディキュアなどオシャレのポイントですよね。恥ずかしくて靴が脱げない~、なんてことのないように爪もケアしてあげてくださいね。