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足のむくみ

おブスな「むくみ脚」を解消するには?

2016/11/09

「むくみ」の正体とは一体何なのでしょうか?
ということで、今回は、「むくみ」の原因と、簡単にできる「むくみ」の解消法をご紹介します!
自分で実践できるケアなので、是非挑戦してみてくださいね。

むくみの原因

「むくみ」とは、血液の中の水分がリンパ管や血管の外側に出て、手や脚、そして顔などの皮膚の下に溜まった状態のことです。「むくみ」の原因は大きく分けて3つあります。

水分の摂り過ぎ

水分を摂りすぎると、体はむくみます。適切な水分摂取量として、私たち栄養士が必要量を計算するときには、「体重(kg)×30ml」を目安にしています。例えば、50kgの人だったら1日1,500ml(1,5L)になりますね。この量を越えて摂取し、さらに汗などで外に水分を出せない状態が続くと身体の中の水分バランスは崩れ、水分過多でむくんでしまいます。

塩分の摂り過ぎ

塩分を摂りすぎても、体はむくみます。 人間の身体の中では、ナトリウムが細胞の外側に、カリウムが細胞の内側に多く存在しています。
そして、通常は細胞の膜にある調節機能「ナトリウム-カリウムポンプ」と呼ばれるものによって、そのバランスが一定に保たれています。
しかし、過剰に塩分(ナトリウム)を摂取したりカリウムが不足したりすると、バランスの調整ができなくなってしまいます。
例えば、細胞内で極端にナトリウムが多くなると、ナトリウム濃度を下げるために、自動的に身体が細胞の内側へ水分を取り入れます。
血管の細胞でこのようなことが起こると、血管の壁が水分で膨れるため血圧が高くなり、組織液やリンパ液が薄められます。それが「むくみ」となって現れるのです。

血行不良

血液の流れが悪くなると血液が溜まって、うっ血した状態となります。うっ血することにより、血液の中の水分がリンパ管や血管の外側に染み出て、その部分が膨れた状態になります。
これもまた「むくみ」として身体に現れるのです。

むくみを解消するためにどのように脚をケアするか?

 

着圧靴下やストッキングを活用しましょう!

液体は下に下がる習性があることは、皆さんご存知ですよね?血液も液体なので、1日中座っていたりすると、身体の下の方へ溜まってしまいます。だから夕方になると脚元へと、多くの血液が集まり「むくみ」が生じて、ブーツがきつくなったりするのです。
通常であれば、血液が溜まっても、眠る時に横になることで、脚元に溜まった血液が循環して「むくみ」もリセットされます。しかし、ひどい場合は、積み重なりによって血液の循環があまり起こらず、慢性的に脚が「むくみ」で太くなってしまうのです。このため、こまめに血液を心臓の方へ戻す習慣をつける事をおすすめします!着圧靴下やストッキングを活用する事も効果的ですよ。

オヤスミ前に水分を取り過ぎないようにしましょう!

オヤスミ前に水分を取ると、排泄される機会が少ないためにその水分が「むくみ」の原因になりやすいです。このため、オヤスミ前は100ミリ程度の水分摂取で抑えましょう。
さらに、お茶など利尿作用のあるものも、沢山飲みすぎると体内のカリウムが排出されてしまい、細胞内のナトリウム濃度が高まることで細胞内に水分を蓄え易くなるので、水分はあくまで「お水」から摂取することをおすすめします。

脚~腰を触りましょう!

簡単にできる脚のケアとして、まずは、脚をさすってみましょう。
リンパマッサージの方法など難しく考える必要はありません。
【足元から脚の付け根】という向きを意識して触ってあげるだけでも効果的です。しかし、脚だけのマッサージは効果を半減させます。脚の付け根までリンパを流したとしても、そこで滞ってしまっては元も子もありません。腰のあたりまでしっかり下から滞りを流してあげることで、下半身全体がスッキリします。

いかがでしたか?この3つを意識して行う事で、むくみを解消することはもちろん、全身の血行が良くなります。血行不良が解消される事で、女性の気になる「お肌」にも良い影響が出そうですよね。
一石二鳥の脚ケア★是非、実践してみてくださいね!

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